それから3週間余り、父親やその知人たちとのメールのやり取りが続いた。
知人たちというのは今回が僕にとっては初対面の方々である。こういう形で人との縁ができることはうれしいことだ。それに年配の方に助言を頂けるのは光栄なことでありとても勉強になる。
父親はかなりの親ばかだ。(母親もだが。)28歳になる息子からなかなか子離れ出来ていない。多分どこの家庭も大差はないと思うのだが、親からすれば子供はいつまでたっても子供のままなのだろう。
話は計画に戻る。父の知人、それは僕にとってたいそうな方々であった。フランス企業の元社長秘書。外資系企業の元社長。国際通訳家。領事館員。作家。
さらに話を膨らませていく父親に対して僕はSTOPをかけた。
なぜなら僕らがいくら話を進めたところで肝心のm,j,cの方々とまだ話が進んでいないからだ。
まず僕はm,j,cの方々とストラスブールにある日本領事館に行くことにした。
予定日は5月19日。まだ3週間も先のことだったが、先方にはその旨を伝え、是非にとのことだった。
この時僕はこれで少しは話が進んでいくのだろうと、ほっと肩を下ろした。

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